途中まで読んだまま、なかなか手が伸びない本。続きを気にしつつ、別の一冊を開きたくなることもあります。そんなときは、読み終えることをいったん脇に置いて、いま読みたいものや、読めそうな量から考えてみてもよさそうです。

しばらく休むなら、目印をひとつ

あとで戻りたい本には、しおりを挟み、気になった場面や言葉を短くメモしておくと再開の手がかりになります。すべてを覚えておこうとしなくても、「次はここから」と分かるだけで十分。続きを読みたくなるまで、本棚に戻しておくのもひとつの方法です。

読む量や本を変えてみる

まとまった時間を取りにくい日は、短い文章をひとつ選んだり、好きなページを読み返したり。目次から選んで読める本なら、関心のある章から開くこともできます。物語の続きが気になるなら数ページだけ、と本やその日の気分に合わせて区切ってみましょう。

読み終えた数以外も残しておく

読書の記録をつけるなら、読了日だけでなく「この一文が好きだった」「この話題をもう少し知りたい」といったメモも残せます。最後まで読んでいない本にも、次の関心につながるものがあるかもしれません。いまの自分に残ったことを大事にしてみてください。

読み進められないのは、自分だけの問題だろうか。労働と読書の歴史をたどり、読む時間との付き合い方を考え直せます。

なぜ働いていると本が読めなくなるのか

三宅香帆

集英社 · 集英社新書・紙版

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